奥大井・寸又峡

 今日は休みを取ってカミさんと静岡の寸又峡へ1泊で行きます。寸又峡へ行くのは20年ぶり3回目です。今回は今まで行っていない井川方面に行ったり、大井川鉄道のあぷとラインに乗ったりする予定です。もちろん、夢の吊橋をはじめとした大井川にかかるいくつもの吊り橋も渡る予定です。

 渋滞の始まる前に出て、9時過ぎには新東名の島田金谷ICを下りました。ここから寸又峡までは50キロ以上あります。国道も県道も鉄道もすべて大井川沿いの狭いところにあります。

 県道に沿ってしばらく走ると大井川鉄道の地名駅です。ホームの端から少し先にコンクリートのアーチ状のものが見えます。

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 これが長さ約11メートルの「日本一短いトンネル」です。実際にはもっと短いトンネルがあるそうですが、ここではそのように言われていて看板もあります。トンネルの上には、かつて川根索道というケーブルがあり、そこから線路に物が落ちるのを防ぐためにこのトンネルが造られたそうです。

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 県道をさらに進むと千頭です。ここはSLも走っている大井川本線の終点で、南アルプスあぷとラインの起点でもあります。ちょうど南アルプスあぷとラインの列車が発車しました。この列車に後で乗ります。

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 千頭から寸又峡方面へ走ると奥泉です。奥泉駅の駐車場に車を置き、南アルプスあぷとラインに乗りました。

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 千頭から井川に至るあぷとラインは、大井川のダム建設のために作られたそうで、現在は主に観光列車となっています。アプトいちしろ駅と長島ダム駅の間は90パーミル(100メートル進む間に9メートル登る)という急勾配で、この区間は日本で唯一のアプト式機関車が走っています。

 私たちは車を置く都合で、大泉駅から接岨峡温泉駅まであぷとラインに乗り、接岨峡温泉から引き返す予定です。待つこと数分、列車がやってきました。先ほど千頭駅で見た列車です。

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 5両の客車をディーゼル機関車が後ろから押して走ります。アプトいちしろ駅と長島ダム駅での作業が見やすいので、私たちは最後尾5両目に乗りました。車内では、車掌さんによる見どころの案内がありました。山々の緑がきれいです。

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 アプトいちしろ駅です。通常の線路の間にアプト式のラックレールが見えます。アプト式機関車はこのラックレールにかみ合う専用の歯車が付いているため、急勾配でも滑らずに走ることができます。

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 後方からアプト式機関車がやってきました。この区間だけ電化されていて、電気機関車です。モーターの方が起動トルクが大きいからでしょうか。

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 連結作業です。左が客車側のディーゼル機関車、右がアプト式電気機関車です。

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 無事連結されました。

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 アプト式電気機関車はかなり大きいです。(というか、他の車両が小さいのですが。)機関車の側面にはラックピニオンとラックレールがデザインされています。

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 駅からは近くにある市代吊橋が見えました。

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 列車は長島ダム駅に向かって発車しました。この区間はディーゼル機関車は連結していますが動いてはおらず、アプト式電気機関車だけで走っています。列車内にいても分かるくらいの急勾配です。

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 長島ダムです。大量に放水しています。ここにも吊り橋がありました。放水している時に渡ると濡れそうなくらいの距離ですね。

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 長島ダム駅ではアプト式電気機関車を外す作業が行われます。ちょうど連結器が離れたところです。

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 外されたアプト式電気機関車は少し先で待機しています。

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 そこへ井川側から列車がやってきました。単線なので、長島ダム駅で列車がすれ違うのです。

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 そこへ先ほど待避していたアプト式電気機関車が連結されます。

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 下り急勾配で列車が滑ってスピードが出すぎないようにするために、先頭にアプト式電気機関車を連結するそうです。アプト式電気機関車は、登りは後ろから押して、下りでは前で踏ん張るわけですね。

 ここから先は再びディーゼル機関車で走ります。静かなダム湖ではカヌーの練習が行われていました。

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 ダム湖にかかるレインボーブリッジです。この先に奥大井湖上駅があります。

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 ダムができたため、かつての線路は使えなくなってレインボーブリッジや奥大井湖上駅ができたそうです。湖岸にはかつてのトンネルや鉄橋が見えました。

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 接岨峡温泉駅です。私たちはここで下りました。40分間、なかなか楽しい列車の旅でした。

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 バス停のある県道に出るとお店がありました。地元の産品を売っています。

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 接岨峡温泉から奥泉まで、次の列車を待ってもいいのですが、バスで戻ると30分ほど早く奥泉に着くことができます。

 奥泉から千頭へ車で戻って昼食を食べ、車で井川へ向かいました。奥泉から先は寸又峡方面も井川方面もかなり狭い道となります。ところどころにすれ違うための待避所がありますが、そこ以外ではすれ違うことは困難です。対向車が来ないよう祈りながらの運転です。

 井川の市街地を抜けて井川大橋です。大橋とはいっても幅2メートルほどの吊り橋です。看板には「井川大橋の通行について」とあり注意点が書かれています。

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 なんとこの吊り橋は車も渡ることができるのです。総重量2トン以下、幅2メートル以下の車が1台ずつ渡れるそうです。タイヤの跡もあるので地元の方は使っているのでしょう。さすがに私は止めておきました。Uターンです。

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 橋からの景色はきれいでした。

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 井川ビジターセンターです。南アルプスユネスコエコパークと井川地区を紹介していました。看板にはちびまるこちゃんが。井川は川根本町ではなく静岡市です。

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 近くには井川大仏なるものがありました。個人の方が建てたそうです。

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 井川ダムです。

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 中部電力の井川展示館です。ダムカードをいただきました。

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 映画のロケに使われたそうです。

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 展示館からはダムがよく見えます。

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 近くにはあぷとラインの終点井川駅があります。

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 井川からは奥泉方面に戻り、寸又峡へ向かいました。これは接岨峡温泉の先にある南アルプス接岨大吊橋です。

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 木々の間から長島ダム湖にかかるレインボーブリッジと奥大井湖上駅が見えました。

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 寸又峡への道は昔と変わらず細いのですが、途中何か所か対向車のセンサーがありました。これはいいですね。すれ違いが困難なところにはもっと設置して欲しいです。

 今日の宿は寸又峡の翠紅苑です。ここに泊まるのは20年ぶりです。入口の堤灯の形が変わったようですが、中のレトロな雰囲気は以前と変わらないですね。

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 車を置いて夢の吊橋へ行きました。温泉街から夢の吊橋までは片道30分ほどかかります。

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 遊歩道の入口には注意書きがありました。足腰に自信のない人は夢の吊橋へは行かないでください、ということです。以前はこのような看板はありませんでした。無理して動けなくなってしまう人がいるのでしょうか。

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 遠くに見えるのは猿並橋です。

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 夢の吊橋が見えてきました。

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 長い階段を下りて吊橋に到着です。

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 平日の午後なので空いています。水がきれいですね。

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 渡り切ったら戻ってもいいのですが、展望台までいくことにしました。

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 展望台までの階段はだいぶ整備されたようです。全部で300段ちょっと。途中にはこんなものもできていました。

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 尾崎坂展望台に到着です。

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 ここからは飛龍橋へ回った方が上り下りがないので楽に歩けます。

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 夢の吊橋が遠くに見えます。

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 遊歩道の入口まで戻ってきたらゲートは閉鎖されていました。といっても脇から通れますが。

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 夜は炉端焼き。たっぷり歩いたのでビールが進みました。

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