大英自然史博物館展

 今日は午後時間があったので、国立科学博物館で開催されている大英自然史博物館展をカミさんと見てきました。

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 大英自然史博物館とは、もともとは大英博物館の自然史コレクションだった部門が、標本の増加に伴って分館となり、最終的には独立した大英自然史博物館となったものです。標本数は8000万点となり、現在は300人以上の人たちが研究を行っているそうです。膨大なコレクションを持つ大英自然史博物館ですが、今までは主要な所蔵品の貸し出しをしていませんでした。今回、その中から選りすぐりの370点が初めての世界巡回展に出ます。その最初の会場が日本の国立科学博物館です。

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 本展では、展示物の大半の写真撮影が許可されていましたので何枚か写真を撮ってきました。

 この宝石は「呪われたアメジスト」と呼ばれています。所有者に多くの不幸をもたらし、大英自然史博物館に来る前の最後の所有者は、運河に投げ捨てたのに発見されて自分の元に戻ってきた、という逸話もあります。

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 三葉虫がたくさん重なって化石となっています。集団で交尾中に埋もれて化石となったといいますが、どうして交尾中だったと分かったのでしょうか。

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 これは絶滅した飛べない鳥モアの全身骨格です。

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 オーウェンはこのわずかな小さな骨(これはレプリカです)だけから、これが飛べない巨大な鳥であろうと推測したそうです。その後にたくさんの骨が見つかり、オーウェンの推測が正しかったということが証明されました。その洞察力には脱帽です。

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 今回の展覧会の見どころのトップは始祖鳥でしょう。今さらその重要性をここに書くまでもありません。現在までに発見された10体の中で、脳と三半規管を復元できたのはこのロンドン標本だけだそうです。

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 考古学にはいつの時代にも不幸にして贋作・捏造が起きることがあります。これは20世紀初めに「発見された」類人猿と人類とをつなぐとされた「ピルトダウン人」の骨です。数十年後に詳細な研究が行われて、これは「発見者」が捏造した偽物であることが判明したそうです。

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 これはダーウィンのペットだったゾウガメだそうです。かなり小さいのであまり長生きできなかったのでしょう。

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 展示品された物はどれもこれも興味深く、ゆっくり見ているとあっという間に時間が過ぎていきます。実物の展示だけでなく、CGによって再現された映像も多数ありました。始祖鳥の飛ぶ様子など、なかなか興味深い映像もありました。

 これは特典付き前売り券でいただいたポケットガイドです。

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