京都1日目

 朝起きると小雨模様です。午前中は修学院離宮、午後はサントリー山崎蒸溜所の見学予約があります。その間に修学院離宮周辺の寺社、錦近くの寺社を回る予定です。

 修学院離宮へ行く前に平安神宮へ寄りました。朝早いのでまだあまり参拝客はいませんでした。

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 修学院離宮には駐車場はありませんが、近くにコインパーキングがあります。入口で予約票の提示を求められます。

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 「参観者休所」です。こちらで時間まで待ちました。修学院離宮についての解説や、見学コースの案内などのビデオが流されていました。

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 修学院離宮は17世紀に後水尾上皇の指示で造営された離宮です。敷地は広大で3か所に分かれています。下離宮、上離宮、中離宮の順に見学します。見学はツアー形式で、係の人について歩き、各所で解説を聞きます。建物の中に入ることはできず、屋外からの見学になります。見学者の最後尾も係の人がいて、2人の係の間から出ることはできません。

修学院離宮施設案内

 下離宮に現存するのは後水尾上皇の御座所であった寿月観だけです。一の間の奥は一段高くなっています。

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 下離宮を出ると両脇に赤松の植えられた並木道があります。これは明治時代に、離宮を天皇が訪れる時のために植えられたもので、馬車が通れる幅で作られたそうです。「赤松ですが、残念ながら松茸は生えません。」だそうです。

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 なんで松並木を整備したかというと、並木道の両脇には広大な田畑が広がっており、田畑で農作業をする人たちと天皇を遮るためだそうです。この田畑はもともと民間のもので、農作業のため簡単に入れるようになっています。治安上の理由から、昭和30年代にすべての田畑を国が買い上げて国有地とし、その後は元々の持ち主に農業を行うという条件で貸し出されているそうです。「民有地だと、誰に土地を売られてしまうか分かりませんからね。」だそうです。私たちが見学している時も、農作業をする人たちが何人もいました。上記地図で、3つの離宮の間にある土地はすべてそういう田畑です。

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 中離宮の表門です。3つの離宮の間には田畑が広がっていて簡単に入れるため、各離宮にはこのような門があります。

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 中離宮は後水尾上皇の第8皇女光子内親王のために造営された御所が前身です。現在は楽只軒と客殿があります。

 楽只軒です。一の間の長押上にある額には後水尾上皇の筆による楽只軒とあります。

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 客殿です。一の間の奥にある棚は棚板が霞にたなびくように配置されていることから霞棚と呼ばれ、京都三名棚の一つとされているそうです。縁側の杉戸には鯉と鮒、裏側には大鯉が描かれています。伝説では、魚たちが夜な夜な絵から抜け出して池で泳ぐため、絵から抜け出られないように漁網を書き加えた、ということです。よく見ると、網はところどころほつれたように描かれています。芸が細かいですね。

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 上離宮の御成門です。上離宮は川をせき止めて造った巨大な浴龍池と大刈込を中心とした庭園です。門を入って石段を登ると離宮の最高所に建つ隣雲亭があります。

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 三和土には赤と黒の小石が埋め込まれていますが、1個だけの石、2個、3個とまとめて埋め込まれた石とあり、「一二三石(ひふみいし)」と呼ばれているそうです。

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 眼下には浴龍池が見えます。目を移すと京都市街も一望できます。江戸時代はまだ木々がそれほど高くなかったので、もっと眺望が良かったのではないか、ということです。上皇たちはここから京の町並みを見ながら歌を詠んだりしたのでしょうか。

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 浴龍池には中島があり、窮邃亭があります。窮邃亭は唯一、離宮創建当時からの建物だそうです。

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 浴龍池には舟着き場もあります。お舟遊びをしたのでしょう。下離宮に戻って見学終了となりました。約80分、けっこう歩きました。

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 修学院離宮を出て、付近の寺社をいくつか回りました。

 曼殊院門跡です。雅なたたずまいの書院、趣のある枯山水の庭園、いずれも見事です。

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 宮本武蔵で有名な八大神社です。境内には武蔵が吉岡一門と決闘した時の下り松が保存されています。この松は昭和20年頃まで生きていたそうです。

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 詩仙堂です。正式名称は丈山寺というそうです。狩野探幽が描いた中国の詩仙36人の肖像画があるため詩仙堂と呼ばれています。

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 時間があるので錦の方へ行きました。繁華街にあるので錦天満宮は賑わっていました。

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 宝蔵寺です。小さなお寺ですが、若冲人気で参拝客は次から次へとやってきます。お目当ては若冲の御朱印のようです。伊藤家の菩提寺であり、若冲の墓はありませんが両親や親族の墓があります。

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 誓願寺です。清少納言、和泉式部、秀吉の側室松の丸殿が帰依したことにより、女人往生の寺として名高いそうです。

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 本能寺の変で有名な本能寺です。織田信長の廟があります。

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 お堂が六角形であることから六角堂と呼ばれる頂法寺です。境内には。「へそ石」があり、京都の中心を示しているそうです。

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 これからサントリー山崎蒸溜所の見学です。ウイスキーの試飲もあるので、車をホテルに置き、JR京都線で山崎へ行きました。ニッカの宮城峡と違って住宅街にあり、想像していたイメージとは違います。

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 ウイスキー館です。日本のウイスキーの歴史、さまざまな原酒サンプルなどの展示や試飲コーナー、売店などがあります。見学もここからスタートします。

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 ずらりと並んだ原酒のサンプルです。

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 歴代の山崎も展示されています。

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 試飲コーナーです。

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 見学ツアー開始です。ここで模型を使った簡単な説明があります。

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 見学はウイスキーを作る過程に従って建物を移動します。麦汁を作る仕込みです。

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 麦汁を発酵させます。

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 アルコール分を蒸溜して原酒となります。さまざまな形大きさのポットスチルがたくさん並んでいました。この部屋は暑いです。

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 貯蔵庫です。原酒の樽が大量に積まれています。

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 山崎蒸溜所で1924年に作られた、日本最初のモルトウイスキーの醸造樽が展示されていました。「No.0001 POT STILL PURE MALT WHISKY 1924」と印字されています。

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 最後にウイスキー館に戻って試飲です。

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 グラスに4杯用意されていました。左からホワイトオーク樽原酒、ワイン樽原酒、製品版の山崎2杯です。ガイドの方の説明を聞きながら順番にいただきました。おつまみも用意されています。ブレンド前の原酒は樽によって味が違いますが比較的シンプルな味です。それに対して山崎の製品版は深い味の重なりがあり、マイルドで飲みやすくなっています。いろいろな原酒が使われているのでしょうが、製品として均一な味を提供するという、ブレンダーの技が発揮されているのでしょう。

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tag : 平安神宮 修学院離宮 曼殊院門跡 八大神社 詩仙堂 錦天満宮 宝蔵寺 誓願寺 本能寺 六角堂

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