大阪2日目

 今日も地下鉄の1日乗車券を買って、天王寺周辺を中心にまわりました。土日は平日よりも安く600円でした。

 今宮戎神社です。聖徳太子が四天王寺を建立した際、西方の鎮護神として祀ったのが始まりとされます。戎さんはもともと漁業の守り神であり、この辺りは古代には海岸沿いだったそうで、海・里・野の諸産物が物々交換される「市」が開かれ、その市の守り神として戎さんが祀られたということです。江戸時代になると、旧暦1月9・10・11日の3日間にわたって「十日戎」の祭礼が開催されるようになり、現在では十日戎は年末の行事となっています。

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 土曜とはいえ午前中のせいか、通天閣へ向かう通りは人影もまばらです。

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 通天閣の入口は以前は地上だったと思いますが、今は地下になっていて、お菓子会社などのショップの中を通るようになっています。さすが大阪商人です。この装飾、東京では考えられないノリですね。

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 地下で入場券を買ってエレベーターで2階に上がると、ここでもショップがあります。さすが大阪です。2階からエレベーターで5階の展望台にあがりますが、エレベーターの天井にはビリケンさんがいました。

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 5階の展望台からはあべのハルカスが見えます。

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 ビリケンさんは以前は黒ずんでいたと思いますが、ずいぶんきれいになっていました。係の人に聞いたところ、2012年の通天閣100周年に合わせて新調したそうです。楠の一木彫りで、2代目よりも一まわり大きいということです。この3代目の像内には金のビリケン(ビリ金さん)が納められているそうです。

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 展望台を1周していたら、「特別展望台 展望パラダイス」という案内がありました。今までは一般客の立ち入りができなかった屋上に上がることができるようになったそうです。昨年末から営業を始めた、ということで、500円の料金を払うと、グリコの非売品の通天閣カレーももらえるそうです。近くにあべのハルカスができたので、集客策として始めたのでしょうか。「展望パラダイス」というネーミングもなかなかです。怪しげな光に照らされた非常階段を係の人に案内されます。

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 屋外に出ると、そこで双眼鏡を貸してくれます。さらに屋外の階段を上るとそこが天望パラダイスです。屋根はなく、柵は下が透明アクリルで、上部はワイヤーだけなので開放感は抜群です。これは風雨が強い時などは営業できないでしょう。

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ワイヤーの間から下を見ると東西南北の標識があります。

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 「大阪城を探せ!」

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 目の前に!

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 これが「通天閣もうカレー」です。名前も「儲かれ~」とだじゃれですね。

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 通天閣の中は以前とだいぶ違っていました。ゆっくり見ていたらもうお昼前です。通天閣下のだるまは外に行列ができてなく、すぐには入れました。

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 車ではないのでお昼から飲めます。串揚げにビール、どんどんいけちゃいます。いたるところに、「ソースの二度漬けご遠慮ください」と書いてありますが、それだけやっちゃう人が多いということでしょうか。

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 腹ごなしに、天王寺公園を通ってあべのハルカスまで歩きました。あべのハルカスは近鉄デパート、マリオット都ホテル、オフィスフロア、レストラン、美術館、展望台などが入っています。

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 案内に従って16階へ行き、そこで入場券を買います。

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 さらにエレベーターに乗って60階の展望台です。通天閣のエレベーターと違って高速です。展望台は地上288mにあり、スカイツリーの展望台に次ぐ高さだそうです。土曜ですがそんなに混んではいませんでした。壁面に標された300mの高さです。

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 大阪の市街地が一望できます。

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 天王寺公園とその左上に通天閣です。高さ約100mの通天閣ははるか下です。カミさんは、通天閣が見えない、と言っていましたが、見えないのではなくて、低くて気がつかない、という感じです。

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 通天閣のアップです。2層の展望台の上の水色に見える部分が展望パラダイスです。

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 こんな看板が。天王寺動物園のゾウが見えるそうです。

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 たしかに見えます。

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 あべのハルカスから通りを北に進み堀越神社へ向かいました。堀越神社は四天王寺建立と同時期に、聖徳太子が叔父の崇峻天皇を偲んで茶臼山に建立したと伝えられ、四天王寺七宮のひとつだそうです。古くから明治中期まで境内の南沿いに堀があり、その堀を越えて参詣したので、「堀越」という名がつけられたといいます。

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 四天王寺公園の北側には一心寺があります。大坂冬・夏の陣では徳川家康の本陣が置かれたそうです。

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 一心寺は「骨佛の寺」としても知られ、納骨堂には人骨でつくられた阿弥陀如来像が安置されています。江戸時代末期から宗派を問わず庶民が納骨に訪れ、明治20年に約5万体の納骨でもって「お骨佛」がつくられて以来、10年ごとに1体の仏像を作ることになったそうです。現在まで13体の仏像が作られ、納骨堂には戦後の7体が外から見えるように安置されています。古いものほど黒ずんでいるように見えました。

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 一心寺から道路を挟んで北側に安居神社があります。菅原道真が太宰府に流された際、ここへ立ち寄って休憩(安井)したそうです。村人がおこしを差し上げると、お礼にと菅原家の紋所「梅鉢」をもらい、これが大阪名物の「粟おこし」の商標の梅鉢となったといわれています。当時は、四天王寺の僧侶がここで夏安居(げあんご:雨季の間に外出を控え寺院で修行に専念すること)することもあり、「安井」が「安居」になったといいます。

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 大坂夏の陣で、真田幸村はここの境内で戦死したといわれ、その記念碑が建っています。NHKの大河ドラマで放送されていることもあり、小さな神社ですが参拝客はたくさんいました。

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 四天王寺は、聖徳太子が物部守屋と蘇我馬子の合戦に勝利したことを受けて、四天王を安置するために建立したと伝えられる、日本最初の本格的な仏教寺院で最初の官寺です。大陸の影響を色濃く受けた四天王寺式伽藍配置といわれ、仁王門、五重塔、金堂、講堂と一直線に並んでいます。西大門から境内、中心伽藍に入るので、仁王門を見る人は少なかったです。

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 講堂側から見た金堂と五重塔です。五重塔は工事中でした。

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 境内は広く、建物もたくさんあります。聖徳太子を祀っている太子殿です。

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 近畿三十六不動尊第一番霊場、亀井不動尊です。

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 四天王寺から少し歩くと勝鬘院愛染堂(しょうまんいんあいぜんどう)があります。四天王寺の四箇院の一つである施薬院として聖徳太子によって建立されたそうです。施薬院とは、仏教の教えによって設けられたもので、薬草を栽培し、人々の病に応じて薬を与えるという福祉施設です。聖徳太子が勝鬘経を人々に講じ、経に登場する勝鬘(シュリーマーラー)夫人の仏像を本堂に祀ったことから、勝鬘院(しょうまんいん)と呼ばれるようになったといいます。また金堂には本尊として、良縁成就、夫婦和合で有名な愛染明王が奉安されていることから、「愛染堂」「愛染さん」としても親しまれています。

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 飲むと愛が叶うといわれる「愛染めの霊水」です。

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 境内ではお祭りの練習のようなことをしていました。お寺の人に聞いたところ、6月30日からの愛染まつりの練習だそうで、籠(宝恵駕籠 (ほえかご)というのだそうです)に乗っているのは、5月に決まった10人の愛染娘さんたちだそうです。かけ声も面白く、なかなか楽しそうでした。

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 地下鉄に乗り玉造の三光神社へ行きました。地下鉄の構内にはこんなポスターが。どこも真田幸村おしです。

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 真田幸村が築いたという、大阪城の出城である真田丸はこの付近にあったと言われ、境内には大阪城と地下道でつながっていると伝えられる「真田の抜け穴」の跡があります。

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 夜は大阪に来るといつも行く、堂島の四季彩粋です。

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 お造りは白身を中心にしていただきました。

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 アラのあら煮。美味しいです。

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 牛しゃぶサラダ。さっぱりしています。

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 鯨の刺身。昨日も食べましたが、また食べてしまいました。

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 鯨のオバケ。漢字では尾羽毛。

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 他にもカキフライ、炙り明太子などいろいろいただき、お酒もたくさん飲んでしまいました。満足です。

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