佐渡

 昨日まで湯沢にいましたが、今日はカミさんと日帰りで佐渡へ行ってきました。佐渡へ行くのは十数年ぶりです。新潟から佐渡へはフェリーとジェットホイルがありますが、所要時間が大きく違います。フェリーは約2時間半かかりますが、ジェットホイルはわずか65分です。新潟港に車を置いてジェットホイルで佐渡へ行き、佐渡ではレンタカーを借りました。

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 連休初日なので、ジェットフォイルは満席でした。ジェットホイルは吸入した海水を高速で噴出することで航行します。吸入口は後部の水中翼にあり、噴出口は船体後部にあります。ガスタービンエンジン2基で毎分150トンの排水能力を持つそうです。船体前部と後部にフラップを備えた水中翼があり、速度が増すにつれて水中翼による揚力で船体が完全に海面上に上がり、水中翼だけが海中にあるため抵抗が少なく、時速87キロにも達するそうです。

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 船体はコンピューターによる姿勢制御のため非常に安定感がありほとんど揺れません。外を見ていると、離水時と着水時に船体が上下するのが分かります。途中で佐渡から新潟へ向かうジェットホイルとすれ違いましたが、たしかに船体は完全に海面上に出ていました。

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 両津港に到着、灯台は佐渡おけさの笠をかぶったようなデザインです。

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 まずは大佐渡スカイラインで白雲台へ向かいました。以前来た時はなかった売店がありました。

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 今回借りたのは日産のNOTEです。非力な車ですが、大佐渡スカイラインではがんばってくれました。

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 白雲台からは佐渡の市街地がよく見えました。ちょっと暑いですが気持ちいいですね。

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 大佐渡スカイラインを下り、佐渡金山です。

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 以前来た時は、江戸時代の坑道に人形が配された宗太夫坑だけが公開されていましたが、明治時代に掘られた道遊坑も見学できるようになっていました。

 道遊坑は平成元年に休山するまで採掘が行われていて、坑道の奥にはその現場もあります。

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 坑道内外にはトロッコやその線路も残されています。

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 坑道だけでなく、かつて使われた機械や施設の展示もありました。

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 道遊の割戸という、江戸時代に露天で山の中央を切り開いたところです。正面の山の頂上にある縦の切り込みから、先ほどの坑道奥のところまで垂直に鉱脈が続いていたそうです。

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 いったん入口に戻り、そこから宗太夫坑に入ります。宗太夫坑は江戸時代初期に開発された手彫りの坑道です。坑内には人形が置かれ、佐渡金山絵巻に描かれた採掘作業が再現されているます。向かって右が「馴染みの女おじさん」です。

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 坑道は江戸時代にはすでに海面下に達したため、坑内には地下水が大量に湧き出たそうで、その地下水を汲み上げるための水上輪という手回しのポンプが使われたそうです。掘削も水の汲み上げもかなりの重労働だったでしょう。4時間ごとの交代勤務だったそうです。

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 大きな鉱脈が見つかると、「やわらぎ」という神事が行われたそうです。「やわらぎ」というのは、硬い鉱脈が少しでも軟らかく掘りやすくなるように、という意味もあるそうです。後ろに見える黒い縞模様が金銀を多量に含んだ鉱脈です。

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 資料館には江戸時代に行われた、掘削から金が精錬されるまでの作業が模型で展示されています。

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 ここには、重さ12.5キロ、時価約6200万円という金の延べ棒が展示されています。ケースには手を入れる穴が開いていますが、うまくやると延べ棒を取り出すことができます。手首の一番細いところに延べ棒の端がくるように持って引き出し、延べ棒の端が穴から少しでも出たら、反対側の手で延べ棒をつかんで引き抜きます。穴の径は非常に小さいため、残念ながら私の手首の一番細いところでも延べ棒を取り出せるだけの余裕はありませんでした。

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 過去15年間で1912人が取り出せたそうです。係の方によると、取り出せた人の大半は手首の細い女性だそうです。3日に1人くらいしか成功しないのですから、かなり難しいことです。

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 佐渡奉行所跡です。以前来た時は奉行所しかありませんでしたが、金銀の精錬を行った勝場(せりば)も復元されていました。ボランティアのガイドさんがいて、解説してくれました。佐渡は関ヶ原の戦いで勝った徳川が上杉から奪い、江戸時代を通じて徳川幕府の直轄地でした。徳川の資金源となる重要な領地であり、一時期は勘定奉行が兼任していたそうです。奉行所には行政や裁判を行う御役所と、奉行の住まいである御陣屋があったそうです。

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 勝場では鉱山で採掘された鉱石から金銀を精錬した場所ですが、横流しを防ぐために奉行所に集約したそうです。

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 尖閣湾にも行ってきました。

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 ここには船底の一部が透明アクリルになっている海中透視船があります。

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 船が出るとエサをもらえるとカモメが寄ってきます。

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 たいへん慣れていて、船の手すりに止まります。

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 船底からはこのように海中がよく見えます。

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 遊仙橋、別名まちこ橋と展望台のある揚島です。

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 船は湾内を15分で一周回って戻ってきました。

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 まちこ橋を渡って展望台へ行きました。

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 尖閣湾がよく見えます。

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 トキの森公園に行く途中にはいくつもの寺社があるので、妙宣寺に行ってみました。ここは日蓮宗の佐渡の三本山の一つで、日蓮の弟子の阿佛房が開いたため、蓮華王山阿佛房妙宣寺というそうです。佐渡は日蓮が流された島なので日蓮宗のお寺が多いようです。

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 江戸時代に建てられたという五重塔です。新潟県には五重塔は妙宣寺にしかないそうです。

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 トキの森公園です。

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 サドッキーというキャラです。

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 トキは飼育ケージの中にいて、離れたところから観察します。

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 トキふれあいプラザには大きなケ-ジがあり、ペアが子育て中です。4月9日、15日にヒナが生まれたそうです。

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 野生のトキ発見!

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 ではなくて、模型です。

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 こんなところにもトキが。

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 ということで夕方には両津港まで戻ってきました。

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