古代アンデス文明展・南方熊楠展

 国立科学博物館で開催されている古代アンデス文明展を見てきました。今週末で終わるのでかなり混んでいました。いつものことですが、美術館や博物館の特別展は始まってすぐに行かないとだめですね。

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 入口の張り紙通り30分待ってようやく入れました。最近は写真撮影が許可されていることが多いのですが、古代アンデス文明展も最後のミイラなどの展示以外は撮影が許可されていました。

 展示は6部に分かれていて、アンデス地方の宗教の起源、社会の発達、地方文化、広域的政治、インカ帝国、身体からみたアンデス文明、という構成でした。アンデス文明の発達からインカ帝国の消滅までが分かりやすく展示されていました。

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 インカ帝国時代の金製品はヨーロッパからの侵略者によってほとんどが鋳つぶされてヨーロッパへ持ち去られてしまい、残っている物は小さな物がわずかだそうです。これは純金ではなく金合金だそうです。

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 古代アンデス文明には文字が存在しませんでしたが、その代わりに彩色された紐に結び目を作るキープによって複雑な言語情報が記録されたそうです。ヨーロッパからの侵略によってキープの作成や解読の知識が失われてしまったのは残念なことです。

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 国立科学博物館の日本館で開催されている南方熊楠展も見てきました。南方熊楠は和歌山が生んだ博物学の研究者です。100年以上前にアメリカやイギリスに10数年も留学し、幅広い分野に業績を残しています。

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 今年は南方熊楠の生誕150周年だそうです。展示には「100年早かった智の人」という副題がついていますが、まったくその通りです。100年も前に膨大な量の情報を収集分類し、驚くべき量の論文や手紙を書いています。もし南方熊楠が現代に生まれていたら、コンピューターやインターネットを駆使して情報発信をしていたのではないでしょうか。展示を見ていてそう思いました。

 和歌山の白浜には南方熊楠記念館があり、私も何回か行ったことがありますが、南方熊楠の研究の幅や量は本当に驚異的といえますね。

 これは南方熊楠展でいただいてきたパンフレットで、展示内容が詳しく解説されています。

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袋田の滝

 袋田の滝が凍結してきたというのでカミさんと行って来ました。袋田の滝は茨城の大子町にあり、日本三名瀑の一つだそうです。冬期には滝全体が凍結して氷瀑と呼ばれています。今までにも何回か行ったことがありますが、冬の凍結時に行くのは初めてです。

 1月下旬には完全凍結に近づき、凍った滝をクライマーが登る写真が「観光いばらき」のサイトに掲載されています。このサイトでは毎日朝9時の時点での凍結情報と写真が載せられ、今朝は7割凍結となっていました。

 私たちは午後から出かけたので、昼間の気温上昇で多少氷が溶けていたようです。こちらは第1観瀑台からの写真です。白いのが凍っている部分です。

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 第2観瀑台からです。こちらでは滝を上から見下ろせるので、4段に分かれた滝のほぼ全体を見ることができます。

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 滝の下流にかかる吊橋からです。左に第1観瀑台が見えます。

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 川には1月に降った雪がまだ残っていてきれいでした。観瀑台の入口で、5時から滝のライトアップをすると聞きましたが、ライトアップがきれいに見えるのは日没後のようです。

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 帰りに舟納豆の直売店に寄りました。近くには斬新な形をした見学施設がありました。

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 国道を常磐道へ向かうと常陸大宮に新しい道の駅がありました。調べたら2年前にできたようです。最近できた道の駅はどこも広くてきれいですね。

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 買ってきた舟納豆と常陸野ビールです。

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 温暖化のせいか、袋田の滝が完全凍結したのは2012年が最後だそうです。今度はもっと凍結している時に行ってみたいですね。

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ブリューゲル展

 東京都美術館で始まったブリューゲル展をカミさんと見てきました。上野公園は雪がけっこう残っていて寒かったです。

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 昨年は東京都美術館でバベルの塔展Bunkamuraでベルギー奇想の系譜展とブリューゲル一族の作品が展示されていました。本展はそのブリューゲル一族に焦点を当てた展覧会で、ピーテル1世から曾孫まで4世代9人の画家の作品が展示されています。しかもそのほとんどが日本では初公開だそうです。

 昨年の2つの展覧会ではヒエロニムス・ボスの絵やその影響を受けたブリューゲルの作品が多数展示されていましたが、今回は「奇想」系の作品は少数の版画があるだけで、宗教画、風景画、静物画が中心でした。

 小さな作品が多かったのですが、ヤン1世の銅版に油彩で描かれた精緻な風景画はよくこれだけの細かく描けるものだと感心してしまいます。また、一族は親たちの絵の模倣画も大量に制作していますが、細かいところが微妙に違っていたりして、そういうのを見比べるのも楽しいですね。ヤン2世とその息子アンブロシウスの「四大元素」、ヤン1世とピーテル2世の「鳥罠」など同じ主題の絵がいくつもありました。

 2階フロアは期間限定で写真撮影が許可されていました。所有者の許可があったのだと思いますが、これだけ多数の絵画の写真撮影ができるのも珍しいことですね。最近は写真撮影ができる展覧会が増えていますが、インターネットでの拡散効果を狙っているのでしょう。

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 このフロアには大理石に描かれた昆虫の絵が展示されていました。ピーテル1世の曾孫ヤン・ファン・ケッセル1世の作品です。大理石に描くということも珍しいのですが、あまりにもリアルで今にも飛び立ってしまいそうでした。

 開催して間もないため空いていてじっくりと楽しむことができました。
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